イタリア料理のシェフが車で全州をぶらり旅したイタリア旅行記です。
イタリア旅行、イタリア食べ歩き,南イタリアの旅(車で2000km走行の旅)

Viaggio


イタリア紀行文やシェフの独り言を話します


タオルミーナの夏 イタリアのフェリー(シチリアから本土にフェリーで渡る) イタリアの道路標識 アルベロベッロの町並み





2010年10月 シチリアのタオルミーナで料理教室開催
da Roma a Sicilia 10, 2010

2010年5月 フランス、イタリアの旅 車で2,000kmの旅
フランス国内を車で1,000km + イタリア1,000km
da Aosta , Francia , Milano 5, 2010

2010年5月 ミラノ〜チロル地方 北イタリア一週の旅 車で2,500kmの旅
da Milano , Venezia , Grappa 5, 2010

2009年10月 シチリア〜アマトリーチェまで 車とフェリーの旅 車で2,200km
da Roma a Sicilia 10, 2009

2009年10月 ローマ〜レッチェまでの南イタリア一週の旅 車で1,700kmの旅
da Roma a Napoli , Alberobello , Lecce 10, 2009

2008年11月の間 ローマから南下して南イタリア一週の旅 車で2,300kmの旅
da Roma a Sicilia 11, 2008

2008年10月の間 ローマ〜中部イタリアの旅 車で1,200kmの旅
da Roma a Toscana 10, 2008

2008年5月〜6月の間 サルデェーニャ島とサンマリノ国の旅 
da Roma,sardegna jungno 2008

2005年4月に2週間ベニスからサンマリ経由ミラノまで車の旅 2000km
da Roma,venezia,s.marino,lucca,ge'nova,asti,a milano aprile 2005

2004年8月に2週間ローマから南下してシチリアの友人のレストランまで車の旅 2000km

2004年1月に2週間滞在日記 (シチリア島を車で1000km の旅) Sicilia, gennaio 2004

2003年8月に3週間滞在日記 (ベニス、アスティー、サンレモ、アオスタの1800km 車の旅)
da Venezia Asti Sanremo a Aosta, agasto 2003

2003年1月に2週間滞在日記 (ローマ〜ソッレント) da Roma a Napoli, gennaio 2003


Introduction



Viaggio Top



シェフのイタリア紀行文 (Roma,Ancona,Pescara,Bari,Alberobello,Taormina)


旅をした旅行地図 旅をした旅行地図

今回旅をした旅行地図

今回の訪問した州は...
La'zio,Aburuzzo,Molise,Pu'glia,Basilicata,Cala'blia,Sicilia の7州に滞在しました。

今回の日程は、16日間も仕事を休みにさせてもらい、のんびりと旅できると思ったのですが、今回も.....

今回は、アリタリア航空でローマに夕方着き、その日はローマに泊まり
翌日ローマからシチリアのカターニャ空港に夕方到着し、空港前にあるエルツレンタカーにて(ハーツ)
知人のいるレストランに直行して、タオルミーナにて2泊しました。*前回のシチリア編も参照
数日後、タオルミーナから当てのない旅で、終点ローマに向け出発です。
タオルミーナからメッシーナでフェリーに乗り本土のレッジョディカラーブリアに渡り
ここから、北上して、ターラント、アルベロベッロ、バーリ、フォッジア、ペスカーラ、アンコーナ
まで行きそこからローマに戻ってきました。

写真の上にクリックを置くと、写真の説明がご覧になれます。

パスタマニアのお休み中にかなりのお客様がおみえになったようで、ご迷惑をおかけ致しました。
この旅で、ためになったことをメニューに生かしたいと思います。
次回は、来年の一月か二月にまた半月ほどお休みを頂きイタリアに行きますが、
より美味しい料理を作り提供して行きたいと思いますのでお楽しみにしていて下さい。

さて、今回の旅行記について書き出したいと思います。
いよいよ、半年が経過し、またイタリアに。いつも早く半年が過ぎる気がする。
成田からローマに到着し、この日は、5年ぶりのトラステベレ地区にて食事をすることに。
ここでとっても仲が良くなったレストランが出来ました。とてもオーナーシェフ夫婦がきさくで
昔のトラステベレ気質にあえた気がしました。 と言うのも、久々のトラステベレは観光地化してしまった
感があり、ものすごい人込みでザワザワしていて凄い町になってしまった。
レストランの価格もかなり安価でローマ地区の庶民の台所的な町だったのですが...
今や観光客でどの店も大繁盛。 料金もローマの市内で食べるのとほんのちょっとだけ安価な位まで上昇。
5年前は、ローマ市内の半額より安価で食べられた気がするのですが...ちょっと残念。

ローマのレストラン,シェフと私


レストランの入り口付近の景観(この広場から奥に300m前後入ったところにお店があります)

トラステベレの川添え













上の写真は、今回最初の友人になったレストランです。
左の写真は、シェフと奥さん。真ん中は、この店がどの辺にあるのかのヒントです。
所在地を記載せずにヒントのみを記載します。自分で探してみて下さい。
ヒント2...中央の写真は、ヴァチカン方面の川の近くにあります。この近くにレストランがあります。
探して美味しいローマ料理を食べてみて下さい。
この店のシェフの奥さんは、私をシェフと呼んでくれます。そして、皆で写真を撮ろうとした時、この店のシェフが
何処かにいなくなってしまい、私はシェフ、シェフと呼び、シェフがシェフを呼び、そして彼が現れた時、
写真では分からないが、どでかい包丁を持って来て、この写真撮影になりました。
帰る時に、店のオリジナルワインだから持って行ってと言いながら渡され、バーチをして、このレストランをあとにする。
そして、また来年の一月か二月に来るね。と言い、彼らとの少しの間の別れです。 Ci vediamo!
きっとこの店で、そんなキサクな料理に会えることでしょう。ローマでちょっとだけ暇があったら探してみて下さい。

このお店の名前は... Fabrizio ファブリツィオと言います。

ローマの下町にあるトラステベレ川 オードリーヘップバーンのローマの休日の1シーンで、夜の船上パーティーで
黒服男の頭にギターをぶっけたシーンに覚えがありますか? この辺の川です。 サンタンジェロ城 バチカンの入り口








写真は、ローマの風景です。

バチカン バチカンの風景 バチカンの町並み SPQR








昨日の晩は、凄く楽しい日を過ごし、いよいよ2週間ほどの旅の始まりです。
ローマのテルミニ駅から空港に電車で向かい、アリタリア航空のチェックインカウンターに向かうことにする。
駅から空港までの電車賃は、9ユーロでした。
飛行機のチェックインも済み、かなり時間があったので、空港内のマックで軽食をとることにし、時間をつぶす。
しかし、この時間が後で地獄を見ることになるとは思っても見ない時間だとは...
さて、そろそろ時間だからと思いゲートに向かうことにする。
Aの5だよな。アレッ! まだ掲示板にフライトナンバーが出てこないけど、もう少し待ってみようと。
でも、へんだよなー! A8を見に行く。アッ。次のフライトナンバーが出ているよ。
それも、搭乗開始になっている。変だ。 係員に聞いてみようっと。 すみません。このフライトがないのですが...
そして、返って来た答えは、もう飛行機はでてしまったよ。 でも、私は、その答えにピント来なく又同じ質問をする
そして、彼からの返事、今三時だよ。 でも、私はピントこない。何故なら2時半のフライトで、私の時計はまだ2時
ピントしない顔をしていたのか、彼は手前にあるカウンターに行ってごらんと言う。
この時まだ、事態が分からない私。 
何故なら、この旅行の前に今まで海外用の携帯電話を使っていたのを、国内と両方で使える電話に変えたばかり。
何故、電話の話をするかと言うと、この電話は、ボタン一つで海外用時計に切り替える機能があるので、ボタンを押し
表示画面にローマ何時何分の表示がでたもので、その時計が間違っているとは、まったく思っていなかったのです。

話は戻り、カウンターに到着。すみません。この飛行機は飛ばないのですか? と聞く。
聞いた彼女の答えは、何故乗らなかったの? と逆に質問される。 変だなー!
飛行機は飛び立ってしまったから、この切符は無効ですよ。と言う。 又、どうして? と彼女が聞く。
だって、ほらっとこの携帯電話の時間を見せる私。 
この携帯を見た彼女の表情は、ヤッチャッタノネ! と言う。 これ、冬時間よ。 1時間ずれてるよ。
ここで初めて携帯電話の自動セットの時間が合っていないことに気がつく、どんくさい私。
でも、今どきの携帯が間違うはずがないとどこかに思い込みがある。
彼女が言うことが、ようやくヤッチャッタと実感してくる。と同時に、どうしょう?と彼女に聞いていた私もいた。
彼女は、しょうがないなーと笑いながら、ちょっと待ってて。と言い後ろのドアを開け事務所の中に消えていく。
数分後、彼女が現れ、今回だけよ。もう二度しないでよ。と言いながら次の次のフライトをコンピューターを開けて
予約を取ってくれた。 それから、一言。カバンは? と聞かれ、私より先に目的地に行ったみたい。と私が言うと
笑いながら、カバンの引換券を見せてくれる? はい、これ。 彼女がまたコンピューターに向かい、ガチャッカチャッ
そして、数分後、彼女の一言。ホントに今回だけよ。と言ってフライト券を私に渡してくれた。
また、日本のチケットを手配してくれた会社の人から言われたことは、途中のフライトをキャンセルすると
全部の工程のフライトがキャンセルされるから気をつけてと言われていたので、彼女に帰りのフライト切符を見せて
これはキャンセルされている? 乗って帰れる? と聞いたら、だって切符があるから乗れますよ。との回答でホットする。
次のフライト切符を渡しながら、A6で出るから、必ず乗ってねと繰り返し言ってくれたとても親切な彼女でした。
ほんとは、切符を新しく買わないといけないのですが、タダで手続きをしてもらいました。
きっと、後ろのドアに入り、上司に相談してくれたのでしょう。
そして、このカウンターをさりながら、後ろを振り返ると笑いながら大声で間違わないでよ。Aの6よっー!
思わず私も、自分のことを自分で笑っちゃった。
皆さんも、もしこんな事があったら、親切そうな人のカウンターを選んで頼んでみて下さい。

そんなこんなで、Aの6に到着。 でも、何処かに何故時計が違うのか不満。
そして、よーく携帯の時間設定方法を見たら、最後に左の下にサマータイムの変更ボタンがある。
設定時に見逃してこのボタンを押さないで終了してしまったことに気づく。 でも、過ぎたことは仕方ない。
とりあえず飛行機にはのれるのだから...
なんて思っていたら、搭乗開始時間になっても係官が来ない、そして、電光掲示板にあったフライトナンバーが
突然消えた。 アレッ! どうしたのか?
誰もいないので、またAの8に行き係官に聞くと、今さっきAの2に変わって、もう搭乗開始しているから
急いで行って下さい。と言う。 A2っ。 この階の一つ上だよ。 こりゃっ急がなきゃ。と思った瞬間
さっきの彼女の”間違いなく載りな!”の顔を思い出し、急ぐ。
A2に向かいながら、きっと携帯をいじってる間のアナウンスを聞きのがしたのだろう、きっと。

そして、間に合い搭乗。
初日から大変な思いをして旅の開始が始まる。   でも、今回は、人との出会い運が良いのかも...
だって、カウンターの彼女が隣の彼女だったら、きっともっと複雑だったのかもしれないし。

そして、シチリアで待つ大切な友人のレストランに向け出発です。

そして、カターニャ空港に到着。 荷物はあるのでしょうか?
あったー! でも私のだけではない。4ヶあるぞ。 まが抜けている人が他にもいるのかな?
係員にカバンの引換券を見せ、ナンバーを照合後カバンを渡してくれた。
そして、空港の外にあるハーツレンタカーに行き、車を借りる。

日産のプリメーラ カターニャ空港(ここが前回の旅行記に出てくるハーツの駐車場です)

今回、一緒に旅をする日産のプリメーラです。 レンタカーのカウンターの係員が”新車だよ”っと言いキーを渡してくれた。ホントの新車で走行2Km。




今回の旅行記は、初日にして、こんなに長く書いてしまう出来事があり、この先、何がおこるのでしょうか?
なんて考えながら高速道路でタオルミーナに向かうことにした。
車を運転しだして、30分ほどした夕方の5時半ごろ、外気36度。これが今日の最高気温のようです。
何故って言うと、イタリアの夏は、8時をすぎると夕日になるほど日が長いのです。
ですから、レストランなどは、9時半過ぎから人が食べに来る。日本とは、ちょっと違いますね。
そして、無事にタオルミーナの高速出口。 一般道路で検問。 ホテルに行く車などはタオルミーナに車で上がらせ
地元の人やそうでない観光の車は、下の駐車場に車を入れさせ、そこからバスでタオルミーナに向かわせるようだ。
私の車はそのまま、上に向かう。でも、途中でストップ。大渋滞中。
東京で予約をしていたホテルに向かう。
この季節のタオルミーナは混雑していて、フリーではなかなか宿泊出来ないと思い東京で予約をしておいたのです。
でもインターネットで何件も予約確認のメールをしても、全部満室です。返事。
そして、出発1週間をきり、最後のメールを打つ。 そして、ようやくこのホテルに決まったのです。

このホテルには、駐車場がないホテルでしたが、この回りの道にびっしり車が止まっていて
止めるスペースがない。ホテルの人に駐車場ないですよね。と聞くと、ちょっと考え鍵を渡しておいて。と言う。
非常灯を着けて荷物を部屋に入れてる間にホテルの入り口の横に止めてくれた。 これでまずは、一安心。
 荷物を降ろし町の下の駐車場に行きバスで上がってくるつもりが、だいぶ助かってしまった。
やはり、今回の旅は、人とのつながりが良さそうだ。
でも、冬は誰もいない町が、夏は、明治神宮の初詣みたいになる町、あまりの違いにびっくり。
でも、冬には日本の方によく会ったのですが、夏は一組だけでした。
ほとんどイタリア各地と近隣国の人達で一杯です。

そうそう、ロスティチェッピのレストランに直行。店に入ると人が一杯で大混雑。
シェフの奥さんと友人の彼女にバーチで挨拶。突然いったので、二人ともビックリしている。
ご飯は、もう食べたの? と聞かれ、まだ食べていないよ。と言うと、 ジャー、ここに座ってと言われ着席。
半年振りに、ここにまた来た。何故かって? ここは、シチリア1美味しいからです。
身内ビイキではなくてね。 パスタから肉魚まで美味しいから、毎日同じ物を食べれてしまうのです。

ものすごい忙しさの中で皆が働いていて、食べる方も皆おお賑わい。
私たちは、ワインを飲んでいたら、この忙しさの中、シェフみずから、これ食べてと言って、メニューに無い料理を
忙しさの中わざわざ作って自らの手でテーブルに持って来てくれたので、ここでシェフと半年振りの挨拶をする、

タオルミーナのレストラン,レストランの中のバンド演奏(食事をしていたら、外から流しのバンドが
やって来て、店内は、手拍子の嵐) イタリア食べ歩き,美味しい料理 店先ですので、探すヒントにして下さい。 店内の様子






ここが私のお気に入りのレストラン”ロスティチェッピ”です。

外観と店内のヒントで、探してみて下さい。きっとここで食べると平和な気持ちになるでしょう。
それから、美味しいレストランは料理の写真を撮らずに、忘れて食べだしてしまうので、いつも食べかけの写真です。
ですから、その分美味しい料理を食べたんだなーと思って下さい。写真を撮り忘れるほど美味しいです。



Loro e' la trattrice e mio l'amico persono timido un po'
e l'amica molto carina.

シチリアの大切な友人であるレストラン ROSTICEPI の
ちょっぴり照れ屋のシェフと家族達
映画[グランブルー]の舞台の町タオルミーナで
一番美味しいトラットリーア!

この店は、全ての料理が美味しいです
ミネストローネは、何処か懐かしい味がし、子牛のキノコソースのステーキは、絶品の 味と柔らかさ、パスタは腰が強いがソースを邪魔しない食感、リゾットもこれに同じく、 魚料理は、まさに日本料理に通じるものがある。
ちなみにイタリアの料理店の魚は臭い店がとても多いが、ここはとても新鮮で気取らない美味しさです。その理由の
ひとつとしては、すぐ裏に市場があるからでもあります。
あくまで、私の味覚に合う料理の中で私がお勧めできる
イタリアのレストラン数店の中の1店です。

E' trattoria brava in cucina.
Spero Le piaccia.
Vi consiglio antipasti,risoti,paste,carni,pesci,minestre,vini,anche.
Sicramente, E' una casa bellissima.
Molto,molto,molto Bono. Penso cosi.
Il ROSTICEPI il migliore di tutti in Taormina.
I think,
The ROSTICEPI is BEST TRATTORIA IN TAORMINA.
da Taormina

この先は、しばらく夏のタオルミーナの町並みをご覧下さい。
冬のタオルミーナは前回の旅行記をご覧下さい。

タオルミーナのドォーモの前 タオルミーナのメイン通り,ホテルイザベッラの前でまだ込み合っていない時間 タオルミーナの夜のパフォーマンスのバンド演奏 イザベッラの前が少しこんできた 夏のエトナ山








タオルミーナの海 タオルミーナの町なみ イタリアの町並み タオルミーナの前回市場で紹介した内観 タオルミーナの市場








そして、予定の2日間が過ぎ、寂しいけど次の目的地に出会いと美味しい料理を求めて出発の日が来ました。
また、半年後に来るねと言い、お土産の地のワインをもらいバーチをしてこの地を去ることにする。
また、すぐに来たいな。

ここで今回タオルミーナで泊まったホテルを紹介

このホテルの名前は... Hotel Paradiso ホテル パラディーソと言います。

ホテルとプリメーラ タオルミーナのホテル ホテルの中 ホテルの中





タオルミーナのホテルから見た景色 ホテルから見た風景 ホテルから見た景観 ホテルから見た景色








私は、流暢に外国語を操れないが、夢の中は、違うようだ。
昨日は、不思議なもので、夢でイタリア語と英語を喋り、相手もイタリア語と英語を喋る
2ヶ国語のチャンポン会話の夢を見た。いつも、イタリアに来て2〜3日すると外国語で頭を使って考えている
せいか夢の言語が変わるのです。 イタリア国境を越えてフランスに入ったりするとフランス語も夢に出てくる
人間の脳味噌って面白いものだ。 夢のほうが流暢に外国語を喋っている、現実よりね。
でも、何故イタリアで英語かと言うと、英語を喋れない人は、最初からイタリア語で話かけてくるが
英語を話せる仕事をしている人達は、イタリア語で挨拶しても、我々外国人なもので、英語で話しかける
英語で話をしている内に相手の言葉がイタリア語に変わっている、そして、いつの間にか、そんなに長い時間では
なく、一瞬で変化をする。 人間の頭って良くできているものだ。 イタリア人もやはり母国語のほうが
話しやすいようだ。 昨日は、ロスティッチェッピで夢中に話していたら、イタリア語の中にスペイン語が
混じって話している自分がいる。相手がスィニョーラと繰り返して言われたが気が付かない。
私は、セニョリータと呼んでいた。 グチャグチャになった変てこ会話を瞬間していた。
よくイタリア語とスペイン語が似ているのです。 同じ単語の発音で意味も同じ言葉がいくつかあるのです。
でも、今日本からアメリカに留学して米語を覚える人がいますけど、僕は、ヨーロッパを勧めます。
何故って、いっぺんに2〜3ヶ国語を覚えられるから。 今のヨーロッパは国境がないので、多国語を話す機会が
多いし、話せる若い人たちが増えている。 この先で知り合った、中学生の女の子は、今スペイン語と英語とフランス語
とドイツ語を勉強しているんだ、と言うのです。 でも、英語が少しナマッテいるけど、言葉は、通じれば後は
何とかなるしね。 今のイタリアは言語が進歩している気がする。
でも、35歳を過ぎたイタリア人は、英語を喋れない人が多く、英語を必要としていない職業のひとは、ほとんど
英語を話さない。 特に田舎に行くと、その傾向が強くなる。
でも、数年して子供達が大きくなると話す言語の大きさがすごいだろーなと思う。
外国語の夢で長々話しましたが、元に戻りましょう。

このホテルで朝飯を食べて、メッシーナのフェリー乗り場に行く事にする。
さてと、地図を出そう。 アレッ! 地図が無いぞ。 日本から道路地図を持ってきたはずなのに、無いぞ。
探しても無い。忘れたー。 悩んでも仕方ないから、感と記憶で出発だ。 車の中にハーツの地図があるしね。
でも、この地図は、一枚の紙にイタリア全土が書いてある大雑把な地図。何号線とか高速の出口など出ていないけど
まったく無いよりましだから、そのまま車を走らせることにした。なんとかなるだろー! ???
シチリアで一番本土に近い町メッシーナに向かう。ここまでは、何度も通っているので大丈夫。
てなことで無事にメッシーナのフェリー乗り場の到着。
運良く一番最後の列に間に合い切符を買っている暇なく乗船開始になる。
とりあえずそのまま乗船口まで走り、入り口の脇に車を止め、慌てて切符を買いに走る。
そして、無事に乗船。シチリアを後にして、本土に向かう。

トラゲット(フェリー)のチケット イタリアのフェリー レッジョカラーブリアに向かうフェリー メッシーナ港
メッシーナの町並み メッシーナ港の出口 いよいよ本土に向かう イタリアの海をヨットが走る
イタリア本土に着くため皆車に戻りだす イタリア本土へ到着 ヴィッラサンジョバンニの本土に到着 高速道路に向かう為、一般道を走り出す

20〜30分位でサンジョバン二と言う町の本土に上陸だ。 今回はレッジョカラーブリアに到着を選ばずにこの町を選ぶ。
なぜなら、サンジョバン二の方が北に位置して北上しやすいからだ。
いよいよここからローマに向けて北上です。
今回は、ギリシャ側の道ではなく、ナポリ側の道を使い、途中からギリシャ側の道に入る道を選んだ。
少し走りお腹が空いたので軽く食事をとる事にする。 
イタリアの朝ご飯は、皆、コーヒーとハム類と甘いパンで済ませるのです。この甘いパンが、ケーキだったりします。
イタリア人は、甘党なのです。 コーヒーにもたっぷりの砂糖を入れ飲みます。
何故なら、エスプレッソは甘くして飲むコーヒーなのです。それが美味しい。
私は、砂糖ではなくコンミエーレ(蜂蜜入り)で飲みます。

アウトストラーダ高速道路が渋滞 アウトストラーダ ランチ ドライブイン


毎回思うのですが、一年間を通して、日本よりイタリアのほうが車を走らせる走行距離が多い。
年間4000Kmほどイタリアを車で走っている。
道が渋滞なもので、この間に少しわき道にそれてもいいかな?
イタリアは、一般道でも時速100Kmで走っていても後ろの車に追い越される。
それが、早朝でも、起きて直ぐにカットばす。スピード凶の人達だ。
高速道路に関しては、時速160kmなんて当たり前。160kmでもどんどん追い越される。
だから私も時速160〜180kmなんてスピードを当たり前のように走ってしまう。
たまに時速100km位にスピードを落とすと時速50km位に勘違いしてしまう。
ここからがイタリア人の凄い所。高速を降り一般道路に入っても同じスピードで走ろうとするところが
日本の感覚とは、まったく違う。 でも、イタリアを長く走っていると、実は、高速道路より飛ばしやすいのです。
何故なら、高速より郊外の道は、真っ直ぐなのです。 
高速道路はスピードが出ないようにか、かなり曲がって作ってあるのです。
それでも、イタリア人はとばします。
そして、対、車同士には、ものすごく短気です。ちょっとでも止まると後ろから、そのまた後ろからクラクションが鳴る。
でも、対、人には、ものすごく優しく親切な国民なのです。
人が道を渡る時、車が来ようが来なかろうが、勝手に出てくる。でも、ドライバーは、クラクションを鳴らさない。
人が渡るまで文句も言わずに待つ国民なのです。
自分が通る為に人に向かってクラクションは使わない国民なのです。

さて、渋滞が解消されたので、元にもどりましょうか。
少し走り、高速道路を降りるのですが、何処で降りたら良いのか分からない。
この地図には、当然載っていない。 こうなったら記憶と感でここで降りよう。
アレッ。1つ手前で降りちゃった。 仕方ないから農道をショートカットで走ることにした。
そこで出会ったのが、この道路標識です。これがイタリアを物語っている。
反対になったり、道の無い方向を平気で指しているのです。

それが下の写真の看板です。
絶対方向が違うと思っても、とりあえず、騙されたつもりで、指している方向に行くことにする。
やっぱり違う。すると、前を走っている車がユーターンをする。 この人もひっかかたっのかな?
そして、私もユーターンをして、進む。 前の車は、諦めたのか、高速道路のほうに走っていくが
こうなったら、行った事のない農道をひた走ることにした。
そして、20分位走ると、突然左右に観光バスから普通車が一杯止まっている。
突然細ーい、農道からお目当ての大きな道路にショートカットできた。それも突然だ。

さて、この旅行記が長くなってしまうので、
ここからアルベロベッロの辺りまでの事柄は簡単に記載して後は省略です。
下の写真は、イタリアによくある道路標識です。
どっちに向いているか分からなかったり、こんな風に反対向いたりしています。ちょっと変わった国ですよ。

道路標識 変な悪戯標識 イタリアの道路標識 イタリアのガソリンスタンド

途中で出会ったこのお城は、何でしょうか? 実はレストラン、ピッツェリアなのです。イタリアって凄いですね。

お城なのですが、実はレストラン、ピッツェリアです。


いよいよ、今回も目的地の一つのアルベロベッロの近くまで着ましたが、この前の町にて一泊することに。
この町の名前は、マルチナフランカ Martina Franca と言う町です。
何故なら、車を走らせていたら突然、凄く美味しい香りのするホテルがあったもので、今夜はこのホテルにて宿泊。
そして、感動の料理に対面です。
まず、前菜の盛り合わせにブッタマゲッー!
注文に、前菜の盛り合わせを1っ。パスタを1品。肉料理を1品。を注文する。ワインのハウスワインと一緒に。
ハウスワインは、ボトルで出てきて、次に前菜の盛り合わせが出てきた。
この前菜の盛り合わせは、メニュー上では、8品の盛り合わせとなっている。しかし....
出てきた前菜の盛り合わせは、1皿の上に前菜が8品乗っているのではなく、なんと8皿で8種類の前菜が出てき、
それも1皿が0.7人分位の量なのです。どう少なく見ても前菜の盛り合わせ1品の注文で5人分位の量なのです。
でも、それが1品1品皆とても美味しい。この前菜の盛り合わせは、この辺の出し方なのです。
そして、これがこの先どこまで行ったら、一皿に盛る前菜の盛り合わせに変わるのか、気になりそれが
予定の目的地よりはるか先に行くことになるとは、この時は思っていなかったのです。
この前菜の盛り合わせが少し大きめなテーブルに一度に乗り切れなく二回に分けて持ってくるのでした。

( 補足...昔昔は、貴族やお金持ちの食べ物がお肉で、一般庶民は、なかなかお肉などは食べれなく
前菜の種類をいっぱい食べ、前菜といっても一皿一皿が、たっぷりの主品のような料理でこれらを食べて
主采料理のお肉などをハーフサイズ以下のほんの少しの量を食べて満足していた時代があったようです。
今でも古典や郷土料理のレシピを読むと、お肉料理などは、半分の料理と言うタイトルが付いているほどで
この古来のイタリア料理がまだ、家庭だけではなく、レストランにもこの習慣がまだ残っているようです。)

この前菜がやっとの思いで食べ終わると、次は、パスタの出番。 この地の名物パスタのオレキエッティです。
これもカサリンガの自家製パスタでモチモチしていて実に旨い。
旨いもので、これも完食。 でも、もう入らない。でも、次は、肉がでて来ると思った瞬間、出てきたー!。
でも、肉が分厚い。イタリア料理にしたら例のないような厚さの牛ステーキ。これにクリームソースのかかったやつ。
あまりにも、旨そうなもので、つい手をつけ口に運ぶ。これも実に旨い。でも....
腹はもう爆発寸前。 三口食べたが、体が後ろにも前にも傾かない。もうだめーと言うと
ウェイターの彼が来て、にっこり。よくここまで食べたねと言いながら、私はもう満腹で食べられないけど、いいかいと聞く。
彼はニッコリ笑い大丈夫。と言って皿を厨房に片付けてくれた。
でも、そのあとの彼の一言。デザートは? と聞く。
ズット前から目の前にあるスイカが気になっていたので、デザートは別腹と言うので、彼に、あのスイカ切ってくれる?
と聞くと彼は、チェルトと言う(もちろん)。では、少しだけ切ってと言い、これも食べちゃった。
今日は凄い食欲の夜でした。
でも、この先の食事には、全て前菜の盛り合わせを、
必ず頼んで一皿になる所の境目まで北上してみようと心に思った夜でした。
下の写真は、この時の前菜の盛り合わせとこのホテルの写真です。
この写真をヒントにして、皆さんも、ぜひここのホテルを探して泊まりましょう。
ちなみに料金は、高くないです。どちらかと言うと安いですよ。


このホテルの名前は... Hotel Dell'Erba ホテル デェル エルバと言います。

前菜の盛り合わせ(この大きさの皿が8皿出てくるのが前菜の盛り合わせ1品なのです。凄しでしょう。) マルチナフランカのホテルの夜景 マルチナフランカ マルチナフランカのホテル


てなことで、もう少しこのホテルの説明を。
自由に使えるインターネットカウンターがあったり、プールやテニスコートなどがありますよ。

そして、この食事のあと、ちょっと買い物に町に出て買い物。でも、もう遅く開いている店があまり無い。
そんな田舎の町。そして一軒、生活雑貨店を見つけて入る。 ボナセーラ! 
買い物品をテーブルに乗せるとオバちゃんが、ドッカラ来たか? と聞かれる。
そして、日本からだよ。と言うと、ベラベラベラとしゃべる。
何を言ったか理解が出来ない。もう一度言ってというと、また、同じ速さでベラベラしゃべる。
それでも良く理解ができない。 すごい方言で聞き取れない。また、もう一度言って!
オバちゃんは、笑って、また同じ速さでしゃべる。 やっと言っていることが聞き取れた。
オバちゃん曰く、日本のお金は、ユーロのお金に換算すると、どの位の価値があるんだい? と言ってるようだ。
確か、僕の財布に日本の小銭があったよな。 これを見せて、これが幾らでユーロだと幾ら位だよと
100,50,10,1円玉があったので説明しながら、この小銭をオバちゃんにプレゼントだよとわたす。
するとオバちゃんが飛び上がって大喜び、それも声がどでかいのなんの。
てな具合でこの夜も終わる。 朝この地をアルベロベッロに向けて出発だ。

アルベロベッロに行く途中の町並みをここで紹介致しましょう。
アルベロベッロで有名なトルッリの屋根がある家は、この近くから存在していて、昔はこのいったいが全て
このような家ばっかだったのかと思わせる光景が目に入ってきます。

アルベロベッロまでの道のりにある景観 アルベロベッロ周辺の風景  アルベロベッロ周辺の町並み アルベロベッロ周辺の景観

そして、いよいよアルベロベッロに到着です。
この町は、やはりイタリアの中でも一際異空間の町です。
バカンツァのシーズンなもので人が一杯。でもほとんどイタリア語を喋っているから各地のイタリア人なのでしょう。
今、トルッリは、ほとんど店舗になっていて、お土産やさんやレストランなどになっています。
トルッリとは、イタリア語で帽子という意味で、一部屋に付き帽子が一個ありますので、帽子の数により
部屋の数が分かってしまいます。 そして、帽子型の屋根に自分の紋章を書くのです。
また、町にチョコチョコ日本語が書いてあり、いらっしやいませ。とか、お土産あります。とか書いてあったり
片言の日本語を話すイタリア人が多かったです。店の人に、日本語を話すけど,,,
と聞くと、今勉強しているんだ。と返ってくる。でも、この町で一度も日本人に会わない。
だからまた聞いてみた。日本人の観光客は多く来るの? これに彼女は、比率にしたらかなり少ないです。
と言う。 まだ日本語は挨拶程度で、ホントに勉強中のよう。日本人が何人か住んでいるようで
きっとこの人達に教わっているのでしょう。
でも、ローマなどの都会では、中国人に間違われるが、都会からずれると、ましてや、田舎の観光地にくると
中国人ですか?とは聞かれず ”こんにちは”と言われるから日本人と分かっているのでしょう。きっと。 ローマまどは、中華街があるからホントに、しょっちゅう、チネーゼ?と聞かれる。ニイハオとね。
でも、この町アルベロベッロの人が言うには、やはり、日本人の観光客は、ここまで降りてこないね。
ほとんどがローマ、フィレンツェ、ベニス、ミラノばかりに行ってしまうんだ。と言う。
僕は、一度目のイタリアは仕方が無いけど、二度目からは都会より、こういう町、少しはずれた町をお薦めします。
ローマなどの都会もイタリアですが、ちょこっとはずれると真のイタリア気質に会える気がするから。
でも、僕も日本では、東京の都会が好きなのですがね。 たまに田舎に行くと2〜3日は気持ちが良いけど
都会のライトが恋しくなってしまうのですが、イタリアの田舎は何日いても飽きない。不思議な国です。

ここからアルベロベッロです!の道路標識 アルベロベッロのトルッリ トルッリの三角帽子屋根 アルベロベッロの中央広場

トルッリの家 アルベロベッロ アルベロベッロの紋章 Alberobello

わき道にあるエノテカです。ワインなどの酒類を販売する店です。
ちょっと中に入りワインを見ていると店主が寄ってきて、色々説明してくれる。そして悩んでいたら、
彼が一言、ちょっとこっちに。これが一番美味しくてお薦めだよ。 Il migliole! と言う
値段は、1500円位。この位だったらホテルで飲んでもいいかと思い買う。
でも結局イタリアでは、飲まずに日本に持って帰る。
話は飛ぶが、いよいよ数日後自宅でこのワインを開けることになる。
スポーン。 香りがいきなり出てくる。味...旨ーい。の一言。日本でかったら8000円以上かな。
なにより輸出用でないので、酸化防止剤が入っていない味で、すごく自然感を感じられる。
アルベロベッロにいったら、この店でワインを買ってみて下さい。きっと店主は高いワインを売り付けたりせず
ホントに美味しいワインを教えてくれると思いますよ。下の写真は店のヒントです。


このお店の名前は... Enoteca Regionale エノテカ レジョナーレと言います。

エノテカ

教会の前にいた婦人警官に、この辺で一番美味しくて、お薦めのレストランありますか?と聞くと少し考え
下の写真のレストランを教えてくれた。そして、昨日の前菜の盛り合わせを思い出し、注文をする。
やっぱり大量に出てきた。でも、ここは観光地のせいか、昨日の迫力は少し少ない。
まっ観光地だからしかたないか。 でもここも同じ出し方だ。
料理は普通に美味しい。でも、昨日の今日だから仕方が無い。昨日がなかったら、きっととても美味しいのだろう。
そして、食事が終わり、お腹一杯。また歩きだし、店に入る。
お腹一杯のカッコをしていたら、店の人から声をかけられ、ご飯食べたの?何処で?
お巡りさんに聞いて***で食べたよ。と言うと、そうかあそこなら、この辺で一番良いからね。
と言うので、お巡りさんは、丁寧に教えてくれたんだな、なんて感謝。


このレストランの名前は... Casa Nova カサノバと言います。

アルベロベッロのレストラン このテーブル一杯の皿が前菜の盛り合わせ1品 店内 ダッテスのフルーツ(初めて生のダッテスを食べる)

下の写真の煙突は、トルッリの屋上に出ている煙突で常に風下の向くようになっていて
煙が出やすいように設計されていて凄い。変なところで感激する私でした。

トルッリの屋上 煙突

そして恒例のぶどう狩り(ぶどう狩りと言っても内緒のね)アルベロベッロから次の町バーリに向かって
走っている時の葡萄畑の葡萄です。そして、今回の唯一の大雑把な地図です。
この葡萄は物凄く美味しい。種まで食べられた葡萄も初めて。ほんとに美味しい。
これに気を良くしたのか、次のポイントで、もう一つ,,,,
しかし、これは、目が飛び出るほど酸っぱい、梅干100ヶ分の酸っぱさ。
葡萄って場所によりこんなに違いが出るものなのですね。 これも勉強です。

葡萄と今回一緒に旅した唯一の地図

上の写真は、今回のアルベロベッロ近郊で採れた葡萄です。

こちらは、前回の北イタリア旅行時の、アルバ山奥の葡萄畑で採れた美味しい葡萄です。

また、長くなりそうだから、途中の町の出来事は、面白いことが一杯ありましたが、暇があったら今度話しましょう。

イタリアの高速道路の料金所 イタリアの道路標識 イタリアの町 イタリアの夕日(道路の前に夕日が落ちる)

そして、Pescara ペスカーラの一つ手前の町に到着です。
少し疲れたから、明日は、一日、ボッーとして海水浴をしようと決める。
そして海辺の前にあるホテルを探す。今日はこのホテルで2泊しよう。
でも,,,,それが後になり大変なことになるとは、この時に思っていなかった,,,

ここは、Francavilla al Male フランカビッラアルマーレと言う町です。
いよいよ一日海水浴でボッーとする日がきました。ホテルのプールで泳いで、ランチは着替えて食事です。
少し昼寝後、今度はホテルの前の海に行く。
少しビーチベットで寝ていたら、お爺ちゃんが近寄ってきて、近寄る前は若者と夢中に何かを話していたのだが、
こちらを見ると飛んできて、日本人か? と聞かれる。 そうだよ。と言うと。彼は、夢中になり柔道の話しをしだす。
オリンピックで見たことが、かなり感動したのだと言う。 小さいからだが大きな体を、ぶん投げる。あれは凄い。
この話から、フセインの話まで、延々と1時間ほど話しまくる。凄いパワーのあるお爺ちゃんだこと。

私は、貴重品をホテルに預けたことが無いのですが、
今回は、一日海にいるので貴重品をフロントに預けることにした。
これで身軽になり気軽に泳ぐことができたのですが...
でも、何も考えずイタリアで海水浴をし、美味しい料理を食べて、ちょっと幸せです。

このホテルの名前は... Hotel Vega ホテル ベガと言います。

ペスカーラの夜景 Pescara のホテルのプライベートビーチ ペスカーラの海水浴場 ペスカーラの朝の海

海では、大勢の人が海の中でエアロビクスをしている。それも、音楽は、YMCAとマッチョマンで凄く古いなー。
右から二番目の写真は、パスタに取り出さなければいけない
ニンニクの欠片が入っている。久々と言うかめったに無い調理で手抜きと言うより
マンマの料理で家族が食べる延長線の感覚で悪気がないのでしょう。
でも、日本のイタリア料理にあるニンニクの細切れの料理方法は今だ巡り合わない。
でも、イタリアのニンニクを食べた事ありますか?
日本のニンニクと違い、ホントのことを言うと不味いです。
でも、これがイタリア料理に使うニンニクなのです。
料理をニンニクの味にするわけでは無いので、これでいいのです。本来のイタリア料理に使うニンニクなのです。
日本で売られているニンニクと違って、匂いもかなり少ないのです。
中国産のニンニクをもっーと不味くした感じがイタリアで通常使うニンニクなのです。
この町で数件のレストランで食事をしたのですが、この地特有な感覚なのか、
2件取り出さないブロックのニンニクが出てきました。でも、今回の旅で他の町を含めこの町の2件のみでした。
でも、不思議なことに、この町で食べたニンニク入りのパスタは、
2件ともぺスカトーラと言う魚貝が入ったパスタのみで他のパスタは
ニンニクを取り出してある。これもこの地のこだわりの料理方法で、わざと取り出していないのか。
今度行ったら聞いてみよう。
そうそう、この地でぺスカトーラと言っても通じません。この地は、マリナーラと言う言い方をします。

そして、あしたは、もう一日フリー泊があるし、予定より早くこの地に着いたので
そうだ、あの前菜の盛り合わせが何処まで続くのかもう少し上までAncona アンコーナの町まで行って見よう。

海の中でエアロビクスをするイタリア人 ペスカーラの料理 ぺスカトーラ。ニンニクの入った魚貝のパスタ ペスカーラのプール付きの今回泊まったホテル

そして。アンコーナの町に到着。ヘスカーラから約180Km先の町です。
もう少しでベニスまで行っちゃうぞと思う距離です。
ここで、前菜の盛り合わせが一皿になるのか? もしならないなら、もう少し先まで行かないと...
そして、前菜の盛り合わせを注文。
出て来た。1皿に一杯もってある。ここはもう違うのだと思った矢先、もう一皿、小皿にムール貝が乗ってきた。
2皿だ。でも、あの大量の前菜の盛り合わせの形は無い。 
でも、この町がギリギリなのか、きっともう少し先の町では完全に1皿になるのだろう 。
今度いつか、この境目を調べにだけまた、この地に来ようと思う。
あと1つか2つの町の先にきっとあるだろう、境目の町を探しに。
で、このレストランの味、とても上品で美味しいですよ。ワインが得に旨かった。
ぜひ、下のヒントの写真を見て見つけ行ってみてください。

このレストランの名前は... Traiano トライアーノと言います。

Ancona アンコーナのレストラン 店内 アンコーナの前菜の盛り合わせ アンコーナの料理

アンコーナのフェリー レストランの前の景観

そして、満腹後、ローマの近くのティボリの古代公園遺跡のある町に行くことにする。
ここから、ティボリまで約400Kmほど。
ここまで行けばもうローマまで30Kmほどで、今回のドライブは終了したのも同然です。

そして、ティボリ近くまで来た一般道での出来事。
時速20〜30Kmで細道を走っていたら向こうから新車のフェッラーリが来る。
イタリアでフェッラーリを見るなんて滅多に無い。それも新車だ。
イタリアでフェッラーリを見てもほとんどがかなり古い車だ。
いったいどんな人が乗っているのかと思いその車を見ると。
アレッ。あの顔は、シューマッハそっくりだ。 顎の出具合と目の感じは、まさにシューマッハの様だ。

延々と、400Kmほど走り、もう日が落ちる寸前でティボリに到着。車からほんの少しだけ遺跡が見えた。
見学は明日にして、ホテルを探そうと。 この町には空きがなく、隣の町にホテルを見つける。
すみません、今日部屋空いていますか? はい、大丈夫ですよ。では、パスポートを。 はい。..........
アレッ。パスポートが無い。 そして、気がつく。ヤッチャッタ。
パスポートを貴重品として預けっぱなしで返してもらってないよ。
ウワっー! 取りに戻らないとホテルにも泊まれないぞ。 
預けた時、預ける癖が無いから嫌な予感がしたのが、的中。
しかたなく、400Km走って来た道をまた。180Km近くペスカーラに向けて戻ることにした。
もう疲れてるのにと思っても、戻らなければ飛行機にも乗れない。
もうすでに真っ暗。 こうなったら高速道路をぶっ飛ばすぞっ。
そして、なんと1時間後にペスカーラのホテルに着いていた。 飛ばしに飛ばし平均時速180Km。
あっという間に到着です。 自分でも集中した瞬間でした。
そして、高速の料金所。最初に来た時と同じ人がいる。最初に来たときも、彼と料金所で2〜3分話をしたので
彼も覚えていたようだ。 オッー! こないだの君たちか。 ちょっと待てよ。と彼が言う。
そして彼がくれたのは、高速道路の料金切符。精算後に、これ記念に取っておいて。と彼がプレゼントしてくれた。

そして、ホテルで貴重品を預けっぱなしなんだけど。と言うと、預けた人ではなかったので、
パスポートなんかは返したよね。アッ、そうそう、あれから他の人に預けたんだ。アソっー。でも、
金庫の鍵を持ったボスは帰っちゃったよ。 ちょっと待つて。電話してみるから。
そして彼から返って来た言葉は、ボスに連絡が付かないから、明日の朝じゃないとホテルには来ないよ。と言う。
仕方ない。今日は部屋空いてないよね。と聞くと、空いてないと言う。そうだよなー、チェックアウトする前に
もう一泊したいのだけど、と聞いた時、残念だけど満室で、今泊まっている部屋も別な人が泊まる予定なんだ。と言う。
だから、今聞いても空いてないよなー。 さて明日までどうしよう。 パスポートも無くて。
とりあえず近くのホテルで理由を説明し、部屋空いているかを聞くと。いいよ。と言ってくれた。
とりあえずは、今日泊まる宿は確保だ。
そうしたら、無性に腹が空く。

ティボリに向かう途中の道路標識 イタリアの町(イタリアの片田舎の町は、
突然集団で現れる。回りになにも無いのだが、町だけ群れをなしている。これも昔からの自己防衛手段だったのだろう。) イタリアの突然現れる町(絶壁のような所に突然町が現れる)

そして、この町で、今まで食べたこの町のレストランで一番美味しい店に巡り会うことになるのです。
とても落ち着きのある味で、ほっとする味。肉からパスタからデザートまでかなり美味しく食べ上げてしまった。
そして、マネージャーが寄ってきて、僕の名前は、エルコレと言うんだけど、日本語ではどう書くの?
と紙とペンを持って来た。よく中国人とみないで日本人とわかったんだろー。
そして、エルコレと当て字の漢字でその紙に書き隣にイタリア語でその漢字の意味を書いて説明してあげると、
これまた、感激したもよう。何故かと言うとABCには、何も意味を持たないか゛、漢字には
1つ1つ意味があるからだろう。これで今回イタリア人の名前を漢字にしたのは、5人目なのです。
皆日本にかなりの関心があるようです。
皆さんも下の写真をヒントにこのレストランを探してみて下さい。

このレストランの名前は... La Terrazza ラ テッラッツァと言います。

ペスカーラのオーナーと私=彼女は、アラッ!化粧もしていないのに、どうしょう? って言う。 ぺスカーラのレストラン 店内 ペスカーラの料理

そして、今度こそ、最終目的地のローマに向かう。
そして、無地にローマに到着。 ここまでほとんど迷うことなくここまで来たーと素直に思う。

ローマのコロッセオまでようやく到着 カンポディフィオーリ スペイン広場 スペイン広場の階段の天辺から見たローマの景観

ローマで路上駐車をする時に購入するチケット販売機です。
チケットには、色々な種類がありますよ。

ローマのパーキングチケットを買う機械1 ローマのパーキングチケットを買う機械2 チケットを車の中に入れておくのは、日本と同じです。 イタリアのパーキングチケット。色々なチケットがあります。


そして、今回の旅行の最後の晩御飯は、当然ここ。トラステベレのFabrizio!

 また、来年の1月か2月にまた来るねと言い今回の旅行を終了。しかし...
肝心な切符の件、最初の乗り遅れのあの出来事。はたして、切符は無事に生きているのか?
そして、最終日、飛行機のフライト時間は夜。それまで、あんまりしない市内観光でもしよう。
そして、夕方やっぱり気になるので少し早めに空港に行き、チェックイン。 無事チェックイン完了。
てな具合で今回の珍道中も無事完了です。

ローマの出来事は、また今度の機会でお会いいたしましょう。
そうそう、レンタカーの返却は、駅の構内で手続きして、別な駐車場に持って行き返却終了です。
直接駐車場でも、係りの人がいますので、OKです。 テルミニ駅から直ぐ近くに専用駐車場があります。
駅構内のレンタカー会社の窓口に行くと場所を教えてくれますよ。

そして、今回、車で走った走行距離は、後300mで2,000km の 1,999.7Km でした。


イタリア20州103県の内、残り40県で全ての県を回ります。
全ての県を回ったら今度は市の狭い範囲で全ての市の訪問です。


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更新日:2004,9,12


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11.11.2003